2008年1月30日水曜日

「英語嫌い」の階段



ダーリンは外国人という漫画をご存知ですか?

漫画家のさおりさんが語学オタクの外国人"トニー"との結婚生活のなかで、

感じたギャップや面白エピソードなどを描いた、ほのぼの系の漫画です。

昔読んだことがあったのですが、先日語学系の冊子を読んでいると

トニーさんが書いた面白いコラムがありました。

大学講師もされているトニーさんは自他共に認める【語学オタク】。

語学習得について語る彼のコラムのなかで、語学に対して愛を持って!

【愛】がなければ語学の上達は厳しい。のようなことが書かれていました。

(はっきり言ってうろ覚えなので間違ってたらゴメンナサイ)

例えば不規則動詞の go-went-gone など、【愛】がなければ

「なんじゃ、この変化の仕方(怒)!不規則にも程がある!」

と怒りを覚えるのに対して、愛があれば

「へぇ~、こんな風に変化するのか♪おもしろ~い♪」

となるのです。確かに、愛がなければ何をしても腹が立つ!

嫌いな芸能人は何を言ってもカンにさわるし、自分の好きな人がつまらない冗談を

言ったとしても「おもしろい」って思うのと一緒。

Naokoせんせは高校の数学が嫌いでした。(出来なかったからですが・・・)

先日も同級生と高校時代の話になって皆(←基本的に全員文系・・・)で

「それにしても、シグマとかなんか色々あったけど、何にも覚えてないね。」

「あ~あの変なマーク!あれ、日常生活に必要ないよね。意味わからんもん。」

など、とっても否定的な意見がでていたのを、ふと思い出しました。

数学に苦手意識を持ち、愛情が全くなかったから、新しいことを習っても

「も~意味わからんし~。」と拒否してたのだと思います。

そこまで出来なくなる前に、ちゃんと克服しようと、もっと積極的に学ぶ姿勢さえ

あれば、きっと面白い教科だったのだと思います。

それと同じ現象を塾で教えているときに実感しました。

多くの生徒さんが英語嫌い。3人称単数のSが付いたりするのもムカつくらしく、

「無くてもえ~やん!」過去形に d や ed や不規則なものがあると知ると

「何で一個にまとめてくれんの!いやや~!」と拒否反応。。。。。。。

確かに一度嫌いになってしまうと、ネガティブな階段を駆け下りるかのように

どんどんと深みにはまっちゃうのです。

嫌いになっちゃう大半は、テストなどでバツが沢山つき始めたり

理解が出来なくて、こんがらがり始めた頃がスタートです。

かなり深いところまで下ってしまっていると、これが大変。

でも階段を下り始めたばかりならば、「おいおい、こっちだよ~」と

修正がききます。


今通ってくれている生徒さんたち。ちょっとした英語小ネタを話すと

「へ~面白い。」と言ってくれるので、

(おっ♪みんなちゃ~んと愛があるな)を心の中でしめしめ、と思ってます。

それに、まず【不規則動詞】なんて言葉知らなくても、みんなすんなり

I went to~. って知らないうちに言ってます。間違えて言い直しをしてても

「なんで~?」とか言わずに「あ、そっか。」って言ってくれています。

今のところ心配はなさそうです☆

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